研究開発指針
新たにスタートした中期経営計画「MGC Advance2020 MGCグループ もっと大きな夢に!」の基本方針・施策に沿って、以下に取り組みます。
研究開発の基本方針
- 中核事業を中心とした既存事業の収益力強化
- 収益力強化に繋がる研究テーマへのフォーカス
- コアとなる技術の継続的な改善
- 新規事業の創出と育成
- 事業を開始した新規事業の早期収益化
- 将来の事業ポートフォリオを見据えた技術の獲得
- グループ全体の経営効率改善
- グループ企業との連携の強化
- 持続的成長を支える「質」の向上
- 人材確保と育成
- 研究環境の整備
研究開発の重点領域
- 医・食
- サプリメント
- 脱酸素剤
- 食品包装材料
- 洗浄剤、殺菌剤
- 情報・通信
- 半導体パッケージ材料
- EL薬品
- ディスプレイ用基材
- デバイス向け光学材料
- モビリティ
- 自動車向け樹脂製内装材、外装材
- 次世代電池材料
- エネルギー
- バイオマスの利用
- クリーン燃料
- インフラ
- 非常用電源、移動式電源
コア技術
既存製品については収益力の強化や環境負荷低減のために、保有する技術の改良に継続的に取り組みます。
当社の保有する主要なコア技術とそれを使った製品例を示します。
コア技術 | 製品 |
---|---|
触媒技術 | メタノール、メタクリル酸メチル |
超強酸技術 | メタキシレン、芳香族アルデヒド |
薬剤配合 | エレクトロニクスケミカル |
重合 | ポリカーボネート、ポリアセタール、MXナイロン |
コンバーティング | シートフィルム |
複合材料設計 | BT積層板 |
脱酸素剤設計 | エージレス |
バイオ技術 | ピロロキノリンキノン |
技術アライアンス
当社の90%以上の製品は自社技術によって産み出されています。技術立社の風土が育んだこの研究開発のDNAは引き続き大切にしていきますが、自社技術で不足する部分については、進んで新しい技術を取り入れるとともに、積極的にグループ外の企業・団体・研究機関との連携に取り組み、研究開発型企業集団としての持続的成長を目指します。